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乙女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー Portable

18禁ゲームのPSP移植版。2011/4/28発売。発売当日に購入。
今は亡きアルケミストから発売されましたが、本家キャラメルBOXが「処女→乙女」と改題して開発が行われており、その出来栄えは原作讓り。限定版にはサウンドトラックCDが付属。

18禁要素(雅楽乃・香織理ルート含む)は削除されているものの、容姿から悩む主人公が、各キャラと関わる中で陥る悩みと乗り越えていく話の完成度は相変わらず。追加要素として、PC版ではサブキャラクターだった生徒会長の「皆瀬 初音(みなせ はつね)」と寮の住人「栢木 優雨」(かしわぎ ゆう)」の2人がヒロインに昇格。ある意味「完全版?」となっている。

メインヒロインの「薫子ルート」も良いけども、お勧めは「ケイリルート」。学園モノではありえない右斜め上展開がいい。「淡雪ルート」はあまりのいじらしさに泣けるでしょう。
小説やビジュアルブックが出ており、アニメ(OVA)版もあるが、お勧めはビジュアルブックとGA文庫版の小説。

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この作品に対する評価は、10点中9点

 

めがみめぐり@ほっかいどう

基本無料というので遊んでいます。
交通系ICカード対応ということですが、KITACAは元々SUICA互換なので使用可能。但しSAPICAはダメでした。

良いところ

・ラブプラスのキャラデザインを担当した箕星太朗氏のめがみ様はかわいい。

疑問なところ

・「おしごと」の内容が基本ランダムなので、道内だとかなーり遠いところを回らなければならず、飽きがち。
・食材が必要な「おしごと」で、必要な食材が中々出なくて攻略不可の場合がある。(ペナルティなく自由に変更はできるけども)
・同じところを回ると、ツクモも同じ質問イベントになることが割と頻繁にある。
・ツクモの反応が殆ど肯定するものばかりなので、コミュニティが飽きてくる。
・すごろくマスがかなり広いせいか、パラメータは大体MAXになってしまうし、すごろくイベントが少なく物足りなく感じる。
・神格試験は、パラメータがすべてMAXであればフォロー不用。単なる儀式に。
・もののけ退治は、着ている服との属性で強さが変わってしまい、時に攻略不可の場合も。殆どが有料課金なので、攻略の幅は狭い。

コミュニティゲームとして大きな不具合はなく悪くはないのだけど、ゲーム自体の内容の薄さがちょっと気になるところ。

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この作品に対する評価は、10点中6点

オーディンスフィア レイヴスラシル

オーディンスフィア レイヴスラシル古くはSS「プリンセスクラウン」、最近ですとPS3/PSVitaの「ドラゴンズクラウン」で知名度が上がったヴァニラウェアの新作。厚塗りの絵画の世界で5人の主人公が戦うファンタジーアクションRPGのリメイク(公式では「リ・クリエイト」)版。PS2版はやったことはありません。

グラフィックがHD化されより緻密になっているだけでなく、PS2版と比較してゲーム性に大改良を加えられており殆どアクション(とあるキャラの一部ではシューティング)ゲームと化しておりました。
難度も調整できつつも、アイテム使ってごり押しも可能なので、腐りきった老骨の腕でも楽しめるものになっておりました。5人いる主人公は夫々癖が違い、慣れるのにやや時間がかかる一方で、同じ世界を何度も行き来する感覚もあって、やや飽きやすいところもありました。また、時間軸も微妙にバラバラなので、ワルキューレ以外の主人公単体のエピソードとしてはつながりが悪くて解りづらい、一部エピソードではボス戦で勝利しても負けパターンとか納得がいかないエピソードもあります。

1週目終わると主人公のレベルはそのままに、難度の上がる2週目が遊べたり、ボス戦ラッシュモードがあったりと楽しいゲームであると同時に、デモも抜かりがなく、まるで劇を鑑賞しているかのうような2Dの動きで非常に綺麗。ちゃんと、PS2の仕様で遊ぶこともできるし、トロフィーの難度も割と低め。

付属するマニュアルは薄っぺらですが、本気版がゲーム内で鑑賞できます。
しばらくは遊べそうです。

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この作品に対する評価は、10点中9点

SILPHEED(シルフィード)

SILPHEED思い出のゲームトーク。シルフィード
メガドライブで名をはせる前のゲームアーツ第2作。
PC88を購入してから買ったもので、1987年ごろ入手。
ハーフトップビューSTGといわれる、奥行きがある3Dと2Dを合わせたようなゲームで、PC88の性能から考えるとかなり無謀な事をやってのけた奇跡のゲームである。後にFM77AV版が出ている。

この「シルフィード」の凄さはIPL起動から既に始まっている。
GAMEARTSのロゴ表示でさりげなく喋る。これは内蔵FM音源(YM2203)のもつCSM(複合正弦波合成)モードを使った、正弦波4波の組み合わせによる音声合成によって実現している。
音楽は社内スタッフのほか、メカノアソシエイツが関わっている。
BASICのROM内にプリセットされた内蔵音色を「巧み」に使ったある意味88らしいサウンドが特徴。
ニコ動などのほか、ここでも聞ける
ちなみにテグザー同様100の秘密が公開されている。
デモでは単色ながらワイヤーフレームによって基地からの発進と機種紹介デモを実現。
ゲーム中でも宇宙空間面・隕石面・惑星地表面・基地内部面などがあり、途中謎の隠しコマンドつきデモ画面など、かなり拘りぬいた為に、当初1985年11月発売予定でアナウンスされていたが、度重なる延期の末、1年後の1986年12月発売になった経緯がある。
また、SR以降の8MHz機種では全体的にスピードが上がり難度も上がる仕様になっている。

SILPHEED88_manual

説明書を見ると、開発側による攻略方法や設定資料などが売り。
パッケージイラストはなんと末弥純が担当している。この後「ヴェイグス」や「ファイアーホーク」でもデザインを担当することになるが、どういった繋がりだったのか気になるところ。

このゲームの為にジョイスティック(しかもゲーセン仕様)を用意してやりこみ、自力で全20面クリアまではできるようになったものの、カンスト時のアナザーエンディングまでは見ることはできていない。
アイテムの取り逃しができない、鬼畜ゲーになるからだ。

その後の展開

この後の展開としてご存知のようにメガCD版がある。
ポリゴン表示と組み合わせて、背景をCD読み出しの動画データでリアルタイムで表示するという、これまた暴挙斬新とも言える方法を採用している。ただ、自機や敵機がぬるぬる動きすぎて背景と違和感あったりとか、採集ボス以外のエリアボスがチープになっている事があり、OP含め映像面は素晴らしい反面、「ゲームとしてどうか」とみると個人的にはあまりいい評価ではない。

設定はともかくとしてゲームとしてよくできているのは、メガCD版の続編のPS2版「ロストプラネット」
こちらはカプコン販売のトレジャー開発となっている。敵対するのは宇宙生物のため、全体的に気持ち悪いデザインだが、巨大なボスに多方面からの演出など、後のグラディウスVに受け対がれるような、2Dでありながら凝った演出が光る。(評判は悪いけど)

亜種としてはフライトシムとなったXBOX360版「プロジェクトシルフィード」
お話も「ガンダムSEED」っぽい、全く持って違う設定になっているが、数少ない宇宙ものシムということで割りと良作といわれている。

キーマン

ゲームアーツの元代表取締役だった宮路武氏がデザイン・開発を担当していたが2011年に他界
脳腫瘍との事。最近、追悼時に使われた動画が公開されている。

THEXDER(テグザー)

THEXDER

思い出のゲームトーク。シルフィード
メガドライブで名をはせる前のゲームアーツ第2作。
PC88を購入してから買ったもので、1987年ごろ入手。手元にある中では一番古いもの。それでもしっかり動いてしまうのだから物持ち良すぎ。今は箱は無いが、ディスケットと説明書だけが残されている。
隣のある紙ぺら1枚、である。
物語と操作方法、簡単なテクニックなどが記されている。

Thexder88 MANUAL
Thexder88 MANUAL
thexder88_manual.pdf
Version: 1.0
1.5 MiB
150 Downloads
Details...

レーザ攻撃が心地よいアクションゲーム。16面構成だが今となっては珍しい無限ループで、クリアすると、色合いが変わり難易度の上がる裏面が待っている。ゲームオーバーにならないとエンディングが見れないというもの。
後、ジョイスティックには非対応(移植版から対応)。でも、オートレーザと飛行形態をうまく使うことで、実はキーボードで遊ぶのが面白いゲームなのである。
PC88の特性上、横16縦8ドットスクロールが基本となるものの、SRでも非常にスムーズ。その秘密は黒い背景とパレットを工夫することで通常フルカラーだと3プレーン(RGB毎)書き換えが必要なところを、1or2プレーンの書き換えで済ませ、速度を稼いでいるおかげ。よってPC80やPC88mkIIなどの描画の遅い機種でも殆ど変わらずに移植できている。
8色使える割には青や赤以外は白が基調になっているのはそのせい。
同じパターンで「シルフィード」でも重たいポリゴンや地表面を少ない色で再現している。

CPUが爆速でフルカラーが当たり前となった今となっては、めったに使われなくなった技術ではあるものの、根本的なのは唯一つ。

「手間を減らせは速度が稼げる」

に尽きるのである。(どや!)

現在はスクエニから「THEXDER NEO」が出ており、オリジナル版を遊ぶことができる。
リメイクバージョンは殆ど別物だけど。
あと、テグザー100の秘密は必見である。