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SILPHEED(シルフィード)

SILPHEED思い出のゲームトーク。シルフィード
メガドライブで名をはせる前のゲームアーツ第2作。
PC88を購入してから買ったもので、1987年ごろ入手。
ハーフトップビューSTGといわれる、奥行きがある3Dと2Dを合わせたようなゲームで、PC88の性能から考えるとかなり無謀な事をやってのけた奇跡のゲームである。後にFM77AV版が出ている。

この「シルフィード」の凄さはIPL起動から既に始まっている。
GAMEARTSのロゴ表示でさりげなく喋る。これは内蔵FM音源(YM2203)のもつCSM(複合正弦波合成)モードを使った、正弦波4波の組み合わせによる音声合成によって実現している。
音楽は社内スタッフのほか、メカノアソシエイツが関わっている。
BASICのROM内にプリセットされた内蔵音色を「巧み」に使ったある意味88らしいサウンドが特徴。
ニコ動などのほか、ここでも聞ける
ちなみにテグザー同様100の秘密が公開されている。
デモでは単色ながらワイヤーフレームによって基地からの発進と機種紹介デモを実現。
ゲーム中でも宇宙空間面・隕石面・惑星地表面・基地内部面などがあり、途中謎の隠しコマンドつきデモ画面など、かなり拘りぬいた為に、当初1985年11月発売予定でアナウンスされていたが、度重なる延期の末、1年後の1986年12月発売になった経緯がある。
また、SR以降の8MHz機種では全体的にスピードが上がり難度も上がる仕様になっている。

SILPHEED88_manual

説明書を見ると、開発側による攻略方法や設定資料などが売り。
パッケージイラストはなんと末弥純が担当している。この後「ヴェイグス」や「ファイアーホーク」でもデザインを担当することになるが、どういった繋がりだったのか気になるところ。

このゲームの為にジョイスティック(しかもゲーセン仕様)を用意してやりこみ、自力で全20面クリアまではできるようになったものの、カンスト時のアナザーエンディングまでは見ることはできていない。
アイテムの取り逃しができない、鬼畜ゲーになるからだ。

その後の展開

この後の展開としてご存知のようにメガCD版がある。
ポリゴン表示と組み合わせて、背景をCD読み出しの動画データでリアルタイムで表示するという、これまた暴挙斬新とも言える方法を採用している。ただ、自機や敵機がぬるぬる動きすぎて背景と違和感あったりとか、採集ボス以外のエリアボスがチープになっている事があり、OP含め映像面は素晴らしい反面、「ゲームとしてどうか」とみると個人的にはあまりいい評価ではない。

設定はともかくとしてゲームとしてよくできているのは、メガCD版の続編のPS2版「ロストプラネット」
こちらはカプコン販売のトレジャー開発となっている。敵対するのは宇宙生物のため、全体的に気持ち悪いデザインだが、巨大なボスに多方面からの演出など、後のグラディウスVに受け対がれるような、2Dでありながら凝った演出が光る。(評判は悪いけど)

亜種としてはフライトシムとなったXBOX360版「プロジェクトシルフィード」
お話も「ガンダムSEED」っぽい、全く持って違う設定になっているが、数少ない宇宙ものシムということで割りと良作といわれている。

キーマン

ゲームアーツの元代表取締役だった宮路武氏がデザイン・開発を担当していたが2011年に他界
脳腫瘍との事。最近、追悼時に使われた動画が公開されている。

THEXDER(テグザー)

THEXDER

思い出のゲームトーク。シルフィード
メガドライブで名をはせる前のゲームアーツ第2作。
PC88を購入してから買ったもので、1987年ごろ入手。手元にある中では一番古いもの。それでもしっかり動いてしまうのだから物持ち良すぎ。今は箱は無いが、ディスケットと説明書だけが残されている。
隣のある紙ぺら1枚、である。
物語と操作方法、簡単なテクニックなどが記されている。

Thexder88 MANUAL
Thexder88 MANUAL
thexder88_manual.pdf
Version: 1.0
1.5 MiB
150 Downloads
Details...

レーザ攻撃が心地よいアクションゲーム。16面構成だが今となっては珍しい無限ループで、クリアすると、色合いが変わり難易度の上がる裏面が待っている。ゲームオーバーにならないとエンディングが見れないというもの。
後、ジョイスティックには非対応(移植版から対応)。でも、オートレーザと飛行形態をうまく使うことで、実はキーボードで遊ぶのが面白いゲームなのである。
PC88の特性上、横16縦8ドットスクロールが基本となるものの、SRでも非常にスムーズ。その秘密は黒い背景とパレットを工夫することで通常フルカラーだと3プレーン(RGB毎)書き換えが必要なところを、1or2プレーンの書き換えで済ませ、速度を稼いでいるおかげ。よってPC80やPC88mkIIなどの描画の遅い機種でも殆ど変わらずに移植できている。
8色使える割には青や赤以外は白が基調になっているのはそのせい。
同じパターンで「シルフィード」でも重たいポリゴンや地表面を少ない色で再現している。

CPUが爆速でフルカラーが当たり前となった今となっては、めったに使われなくなった技術ではあるものの、根本的なのは唯一つ。

「手間を減らせは速度が稼げる」

に尽きるのである。(どや!)

現在はスクエニから「THEXDER NEO」が出ており、オリジナル版を遊ぶことができる。
リメイクバージョンは殆ど別物だけど。
あと、テグザー100の秘密は必見である。