世界の果てで愛ましょう 第1巻
漫画, 読んでみた 8月 1st. 2010, 1:49am著者/訳者:武田 すん
出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-05-27 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
コミック ( 194 ページ )
ISBN-10 : 4048678612
ISBN-13 : 9784048678612
ネットで話題になっていた、男の娘・・・というよりは、「かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 」のような強制性転換の類になる作品。最初はシリアル混じりのファンタジー・・・かと思えば、どちらかといえばドタバタありのラブコメ漫画。「人種や性別を超えた究極の愛の物語」と壮大ではあるけれど、中身は普通に変態?ギャグ漫画です。w
主人公涼馬は元々が女性っぽい内気な性格だったため、薬によって転換後のギャップは少なめ。(背丈は女性並みに縮小?したみたいだが) 大胆なカミングアウトは、あまり大胆な効果ではなく型にはまり(女性として生活することに)ます。だが一方で、元から兄(涼馬)が好きだった弟くんは益々本気になってしまったり、性を変えた張本人エミリオは、なんだかんだで結局同居することになったり、腐女子な方には受ける要素が多分に入っています。
・・・わたしゃ、あんまりその辺、よくわかりませんが。
当事者の点からすると、展開のギャップ感が少ないので、「性」の扱いを軽んじているんじゃないかと思いましたね。強制とはいえ、性を転換して生きていくのは、体はそうであっても頭の切り替えはそうは簡単ではありませんから。キャラクターの心の面の描写が、今回は希薄なので、余計「軽んじているのでは?」という印象につながりましたが。
このあたりは力を入れすぎると、どうしてもエロな部分も描かなければならず、少年誌扱いの範疇では厳しいの現実もあるのでしょうが。「プラナス・ガール」はそのあたりの処理が絶妙なので、ギャグばかりな展開に振りすぎないでほしいところ。
ファンタジー要素が多い本作であっても、エミリオの心情など、脚本次第ではいい感じに仕上がりそうな設定が所々あるので、今後に期待してみたい感じはあります。しかしまぁ、このタイトルはどうにかならなかったのか・・・。やらせ感が強くて最初は話題にならなければ購入を考えてませんでしたね。
ライトな性転換ものとして楽しむにはいいかも。

