Author Archives: あさぎりれい

「夢ノート」の続きにあるもの

自分らしさを貫くために

先日、フルオーダしたスーツが完成して受け取ってきた。
写真右側の「パンツスーツ」である。(おまけとして一応「スカート」も作った。)
オーダしたお店は、SADA札幌店

およそ20年ぶりに用意したレディーススーツだが、長年のドーピングによって膨らんだ胸に合わせて、そろそろ服装も変えていく必要があると感じた事と、派遣社員の宿命ともいえる「面接対策」の一環である。
「LGBT」というワードで社会的な認知度が上がってきた昨今、派遣会社では表明さえしていれば、割と融通や配慮をしてくれるところも増えているようで、ひと頃と比べると大分マシになったと思う。(実際はクライアント側の都合で拒否されてしまうことはあるようだが・・・。)

夢ノートに想いを馳せる

9月ぐらいに最近お世話になっている自助グループ「にじいろスマイル」の座談会で、「夢ノート」を作成することになったのだが、年齢50も目前となったこの頃、「将来」について具体的に考えることは殆どなかった。子供のころに想い浮かべる「将来」とは違って「なんらかの死」も想定しなければならないからだ。それでも熟考の末、

ささやかな夢として
・「女で居られること」(1年後?)
・「パートナーが見つかること」(数年後?)
・「安定した仕事に就くことができること」(いますぐ?)

大きな夢として
・「創作物(イラストや衣装)で個展を開くこと」(3年後?)

を書いた。
「女で居られること」については、酷い違和を持っているわけでも、拘っているわけではないのだが、最近好きや嫌いの判断ポイントが女性のそれに近いことを自覚してしまう・・・という事があったので、居心地のいい場所はそっちなのかなぁと思っていたので挙げた次第。
「~個展を開くこと」について、最近とあるイベントでユエさん(@memento1113)と知り合いになり、個展や方々のイベントなど見ていると、アピール手段のひとつとしても有効だよなぁと思ってしまい、暫く作品作りに専念しようという方向にしたく、挙げてしまったもの。
中々「例の計画」が進まないことについての鞭みたいな意味も含めてだが。。。

ただ、漠然と「思っているだけ」ではいつしか忘れてしまうものだが、文字にして整理することで、確かに明確な目標として実行したくなってしまうのが不思議である。

今年は不本意な形で、地震などのイレギュラーもあり、そして首の皮一枚でなんとか持ちこたえた感じで暮れそうだが、引き続き目標に向かって邁進する予定だ。

au Design project INFOBAR xv

たぶん最後の機会になるかもしれない、かつて憧れていた「INFOBAR」。
今年になって「クラウドファンディング」が行われたが。都合により参加することができなかったものの、応援のつもりで予約していた。そして丁度2年契約を更新した回線が空いたので早速「機種変」してきた。

スマホ疲れにガラケーの「INFOBAR」

地下鉄では、どこもかしこもスマホとにらめっこしている人が多い。アプリ開発を目的として自分もガラケーの他にiPad/iPhone/Androidと複数台持っていたが、ここ10年でキャリア間で発売される製品はすっかり「個性」が失われ、一方で海外メーカの製品がずいぶん増えた。「デザイン」が中々売りとならなくなり、コストに負けてしまい、どんどん失われてしまった。でも、その以前からauだけは「デザイン」で勝負を続けていた。
かつてデザインを仕事として行っていた1人として、非常に共感を持っていた。

この機会に入手出来てうれしかったが、既にガラホ(au TRUQUE X01)を持っているし、SNS関連やおサイフケータイ関連はAndroid(docomo SC-02H)の方が充実しているので、当面は「家電話」として使用する予定だ。

簡易レビュー

「INFOBAR xv」レビュー ファンは購入必至、ストレート4Gケータイの完成形だ (1/3)

15年分の愛が詰まった「INFOBAR xv」は最高だ!

ニュースサイトで、既にいくつかレビューが上がっているようなので、詳しいことはそちらにお任せするとして、持ってみた感じとしては個人的にはやや小さめ。ボディは艶があるので指紋や手油が目立ちやすい。今はスマホケースなど使う事が多いが、当時のガラケーはそのまま使っていたので特に問題は感じない。一応、透明カバーは別売であるので気になる人は使うのもありかもしれないが、おそらくスタンドが使用できないと思われる。

iPhoneのようにサイドにSIM/SDカードスロットがあるので、取り出しはやや面倒だったりするが、スタンドが標準で付属(ケーブルなどはなし)するので「家電話」「目覚まし時計」としては問題なく使えそうだ。

フレームレスのボタンだが、多少ぐらつきっぽい感覚はあるが特に問題はなさそう。但し、爪が隙間に引っ掛かりやすい。

実機やモックに触れないままでの購入だったので心配だったが、記念すべきモノとしては概ねよかった。メインのガラケーの予備機として大事にしていきたい。

昨今の「クリエイター」という仕事の在り方

とあるきっかけ

偉そうなことは言えませんが、業界関係なく「かっちり主張を通せる」社長は昨今貴重な存在だと思う。昨年の飲み会以来お会いしてはいませんが、ご謙遜で何より。
「物議を醸す」という事は一見ネガティブに捉えられる事が多いけども、隠された問題をあぶりだし、公開することで、何らかの形で解決が期待できる可能性もあるので、読んだときは割とポジティブに受け止めたと思った。(まぁ、煙たがれることはあるでしょうか。。。)

社長の意見や主張は別としても、Twitterで流れてくる作品やPIXIVを見て明らかなように、絵に関する職業におけるライバルは非常に多い。イラストレーター1本で食っていくのは、よほどの運とコネと見合った実力がなければ難しい。
技術だけではなく、プレゼン能力だったりコミュニケーション能力やアピール能力も必要だが、それでも太いコネクションがなければ、フリーランスでの生活は厳しい。
どうしたらいいかと考えるうちに、「個性化」というものが必要になっていく。
イラストから派生して背景美術に特化していったり、LIVE2D等でアニメーション制作であったり、物語や漫画などが作れたり、技法書籍を発行したりと、+αを作って差別化することで、仕事に広がりが出てくることがある。

2~30年前までは隆盛を極めた幾多の技術職も、今や利益が見込めなくなって海外に売り飛ばされてしまったり、人員整理に追い込まれたりすることが「全く残念なことに」あるので、これからの時代は、技術1本だけと決めつけずに、広い視野を持ちながら手数を増やしていくという事がより強く求められていくのではと思う。タイトルの「安易に~」というのは、そのあたりの警告を含めたものだろうと思われる。

・・・まぁ、学校側も「その人の視野を増やす」礎になってほしい所ではあるのだけども。

プロを目指すのはやめたが・・・

プロという定義がどうあれ、「技術を学ぶ」という事はよいことだと思う。
イラスト技法以外に、個人的には「Unity」含むプログラマ方面の勉強会だったり、昨今はAmazonの「Alexa」関連の勉強会だったり、いろんなところに顔を出しては挫折していたりもするが、何らかのきっかけでそれらがネタ元になったりすることもあるので、一概にバカにもできない。
流石にガチのプロを目指すには遅すぎてしまったのでどうにもならないとは思うが、イラスト方面でもSAIから始まった技術書もかなり充実し、知っている人がインターネットでの講義も行っているようだ。

ただ、前述のとおり技術というものはいつか廃れるものだ。

今も昔も、絵描きの可能性を捨ててしまったわけではないが、厳しいことには違いない。学ぶだけではなく、同人誌として頒布するなり、ファンや収入を獲得できる機会は増えている。
どうしても絵で食べていきたい・・・というのであれば、だれに何と言われようと、四の五の言わずに作品つくりに専念しよう。

XP-PEN Artist22E Pro

新調した液タブ

長年?使用していた板タブ(Wacom製Intuos4/5)がだいぶくたびれてきていたのと、予備を含めて整理したかったこともあり、8月に思い切って液タブを導入することにした。
(それからあまりテストできずに時が過ぎてしまったが・・・)

ペンタブレットといえばやはりWacom製品の知名度は高いし、性能も価格も「高い」。プロ価格で中々手を出しづらい。しかし、此処にきてそれなりの表示画質であってもペン性能を維持したまま買いやすいモデルが出てきて、無償配布された漫画家やイラストレーターによるレビューを見ても評価が高い。大きさについてはかなり悩んだところだが、元々Inutos4のLモデルをメインとして使ってきたこともあり、16インチクラスでは物足りなさを感じてしまったため、液タブ初デビューに21インチクラスであるこのモデルを買うことにした。

いいところ

・このクラスで別売になりがちなスタンドが標準装備であったり、充電が必要だがペン本体が2本付属していたり、低反射シートや手袋がついていたりとコスパは非常に高い。

・公式には掲載されていないが、実はモニタ機能とタブレット機能が完全に分かれているので電源を切っていても「ペンタブ」としても使用可能。

・このクラスでペン性能が高い。8192段階を認識しながらWacom製よりも非常に軽い(Wacom製よりも)。但し、傾き検知には対応していない模様(あまり気にならないが・・・)。

・エクスプレスキーは未使用に設定可能。ゲーミングキーボードと「Rev-O-mate」と併用しているので特に必要ではない為。

・接続はタブレットHID関連にUSB、画面系はVGA/HDMI/DVIと標準的な構成のため、特に悩むところがないが、電源は3Pタイプなので変換が別途必要な場合あり。

きになるところ

・フルHDではあるが、液晶画質はやや青み系でそれなり(色域は84%を達成と表記されているが)。最近は100%達成も珍しくはないので、この部分は少し古さを感じる。

・スタンドはフレキシブルに調整可能だが、限界まで寝かせると手前側のゴム足部分が接地しない。

・老眼寄りになってきた目には、少し距離を置かないとピントが合わず、サブモニターとの共用とか、眼鏡との使い分けが必要。(笑)

・「Windows INK」のサポートはしているが、標準で無効になっているため、「OneNote」あたりで使用する場合は設定変更が必要。

・設定メニュー「PenTablet」だが、何らかの問題でエクスプローラが再起動した場合、タスクバーに出てきてしまい、設定変更不可になる場合がある。
(Win10で確認。この場合一旦再起動が必要)

・サイト表記中の「4K表示」部分は、あくまで4K表示サイズをHDに縮小して画面表示ができるというもので、表示サイズによってはあまりいい方法ではないので、結局はサブモニターとの共用なるかも。

リンク

XP-PEN公式

音楽劇ヨルハver1.2

音楽劇ヨルハver1.2とは

だいぶ前に届いていたのだけど、舞台物の感想はとても難しい。

舞台ものを嗜む

幼少のころから親がサークル「おたる子ども劇場」に参加していた経緯があり定期公演に見に行く機会があり、舞台の面白さはそれなりに知っていた。
できれば、舞台は「リアルで見た方がいい」。しかし、舞台ものは劇団四季や宝塚歌劇団のようなロングラン公演が可能な常設施設を持つ劇団以外は、上映期間が限られていたり、劇団自体が至る所で存続の危機であったりと、文化そのものが危機を迎えているように思える。
そこで、最近の傾向の一つにアニメやゲーム等のコンテンツとの「コラボレーション」が行われているようだ。キャストの配役からその衣装、舞台演出がコラボレ元のコンテンツに寄り添えるのか、下手なアニメ化よりは見どころは大きい。

その傾向はとてもうれしいが、残念ながら地方にまで至っていないのがもどかしい所。

音楽劇ヨルハとは

本編「Nier:Automata」の前日談「真珠湾降下作戦」を描いた舞台劇で、ゲーム本編に先行する形で舞台化されており、全て女性キャストが演じている。Ver1.2ではシーンに合わせて生演奏が組み込まれている。舞台転換が無い代わりに、ハーフスクリーン等を使った映像演出が入っていて、少ない予算をうまく埋める工夫がされているように見える。
舞台劇も変わったなぁというところだが、東京でのみ公演で見に行くことができず、Blu-rayを楽しみにしていた。

キャストも「Nier:Automata」で2Bを演じていた石川由衣さんがA2そのものである「2号」を演じ、ギャルっぽい性格の「4号」、熱血漢の「16号」、フードが可愛い「21号」と個性派ぞろいのヨルハ実験部隊を主役にレジンスタンス部隊との交流と悲劇が描かれていた。

購入できたのはプレミアムエディション。今では再生産の予定もなくプレミアム価格になってしまっている。ちなみに、「少年ヨルハ」は全て男性キャストが演じている。

裏テーマは本編と同じ

アンドロイドでありながら、ヨルハ部隊やレジンスタンスのどちらも仲間や家族・未来を求める心情を持ち、それが物語に幅を持たせていて、生演奏と相まって非常に見ごたえがあった。そしてヨルハ部隊の衣装が非常にかわいい。

http://sisilala.tv/myarticles/300
写真たっぷりのレビューはこちら。

良くできている舞台だったが、やはり劇場ならではの空気感もぜひ味わいたいところだ。札幌には新しく立派な劇場もできたことでもあるし、面白い企画があれば見に行きたいと思う。

さっぽろレインボープライドとボラ活動

試され続ける大地とLGBTイベント

先月の地震といい、今月の連投台風といい、次々と災害とタイミングの悪さに足を引っ張られ続ける事が続いている気がするが、その中、本日ボランティアで参加した「さっぽろレインボープライド」が行われた。

丁度台風から変化した低気圧の影響で寒い雨の中の準備だったが、昼頃から持ち直して晴れ間も出てくる状況に。パレードもおおむね順調な滑り出しだったものの、最後発出発と合わせて最先発が返ってくるほど極端に伸びてしまい、バルーンリリースも広範囲になってしまったが、事故もなく無事終了した。

朝から雨対策とアウティング対策に時間がかかってしまい、名札も滲んで涙目。
ステージ担当として参加したが、風船を膨らませる等ほかの支援に回った後はらしい仕事がなく、ほぼステージ見学して終わった。ケーブル裁きも必要そうだったが、PAさんが大体やっていたので特にすることもなく、パレードに参加する時間的余裕もあったのだが、アウティングがちょっと怖かったこと、ウィッグや顔周りが未調整だったことで留守番に回った。

パレードに参加した人は685人と、ゼロからの再出発にしてはいい出だしだったのではないかと思うが、殆どはゲイバーのママのファンやDQ(ドラァグクィーン)のファンが中心ではないかと傍観する中では感じた。今頃はアフターパーティ等で盛り上がっていることだろうと思う。

今回の収穫として、札幌にも以外に結構なDQが存在すること(でも殆ど話しかけられず。)、生勝間さんとそのパートナーの登壇を拝見できたこと。パートナーがいるとどれだけ溌溂になれるのか、うらやましい限りである。

LGBTと戸籍性

ところで、このイベントの前に2度ほど打ち合わせがありどちらも参加したのだが、当初から気になる点がいくつか散見された。

LGB中心のサブイベントが多く、T関連のサブイベントが映画上映ぐらいのみ。交流会などはなし。
・サブイベントで「戸籍性」を確認されるものがある。
・フロートの並び順がカテゴライズされたので、場合によりアウティングされる可能性があったこと。

LGB関係者で占められている影響が、T側のサブイベントを計画する余裕ができなかった可能性は高いが、レインボーなイベントのはずなのに、T側である自分はどう参加したらいいのか、悩まなければならなかった。そして、悩むことに疲れたので解散後さっさと帰ってしまった。

仲間や友人がいれば楽しいかもしれないが、独りで行ってもなぁ・・・というのが詰まらなさに拍車をかけてしまっている・・・のかもしれない。

とはいえ、参加するすべての人が満足するイベントはありえない。
拾捨選択して「より楽しむことができるか」が大事なのだろう。

札幌のLBGT事情

結局、このイベントだけでは測りきれなかった。(まぁ、当然なんだけど。)
ゲイバーなどに出向いてみる必要もありそうだが、そのまえに自身の調整をなんとかしないとならないようで、難しいかじ取りとなりそうだ。
孤独を埋める方法は見つかるのだろうか。

北海道胆振東部地震から7日

あれからまもなく7日だが・・・

大停電からまもなく7日になる。特別放送はかなり減り、物流や通信環境もだいぶ回復したという報道がある一方で、電気需要が賄えきれない可能性があるために節電を呼びかけられたり、建物内は昼も夜も暗かったり、食糧事情も時間制約が大きい独身リーマンにとって、18時に閉店されるのに非常に困ったりとか、売り切れは相変わらずだわと、あまり回復したとも言えない状況が続いている。

個人でできる節電といえば、早めに寝るくらいしか選択肢があまりないんだよね。
でも、出来ることは協力していく所存。

一番困った事


停電の中で一番困ったのは、情報の入手。スマホも当初は大活躍ではあったが、長時間になるにつれ問題になったのはスマホ自体の充電問題より、外の基地局のバッテリー切れによる回線不通問題のほうが深刻だった。特に今回はドコモの回線が早々に繋がりにくくなったのは痛かった。
(auも昼頃からつながりにくくなったけども。)
それに代わる情報源としては「ラジオ」なんだろうけども、数か月前まで手回しのラジオを持っていたのを、邪魔だという理由で処分してしまったのは痛恨だった。ので、改めて買ったラジオがソニーの「ZS-RS81BT」だった。

安いラジオであれば1000円クラスからあるけども、老朽化して久しいステレオコンポや目覚まし時計や、自動的に電源が切れてくれないBluetoothスピーカ、イベントなどにも持ち出しやすい可搬性も必要になることから諸々をリプレースして、かつ電池で駆動できるものを探した結果、このモデルにたどり着いた。

時計のバックアップのために単三電池を3本、電池駆動のために単二電池6本を必要とするバカ食いラジオではあるけども、音質やデザインは悪くはない。

これから・・・

収入的な問題もあり、契約期間満了が近いこともあり、現在引っ越す予定である。
それに合わせる形で、不要なものを処分している最中に起きてしまったので、いろいろ遅れてしまったが、まだ夢は捨てていない。とりあえずはしがみつくのみだ。

北海道胆振東部地震

未明から始まるまさかの警戒態勢

午前3時。次の日がちょうど遅番で12時出勤だったもので、夜遅くまで次の住処を調べていたのだが、そろそろ寝ようとベットにもぐりこんだ瞬間、突如「非常に嫌な突き上げ」を感じた。
記憶にあったのは、東日本大震災の時にも感じた「突き上げるような変な縦揺れ」
これはやばい、そして隠れる暇もないと判断し、とっさに布団を被った瞬間、スマホ達からのけたたましい音声と共にその揺れはやってきた。

これまで生きていた中では感じた事のない最大の揺れ。頭になにか落ちてきた感覚を感じながら、さすがに建物(鉄骨製)もただでは済まないかも・・・とか、積み上げた本棚やサーバ、買ったばかりの板タブがやばい・・・と思ったが動けば確実にけがでは済まない・・・とも思い、全く動くことができなかった。

揺れが収まり、恐る恐る電気をつけて確認したが、箱に入っていたFigmaや空箱が落ちてきた以外は被害なし。アパートの面構造に対して垂直方向に本棚を組んでいたため、揺れは横方向に揺れただけで済んだので倒れることはなかった事は救いだった。未開封だった聖剣も守られた。
テレビをつけて地震情報を確認したら驚いた。道内でまさかの震度6強。
その後の結果で震度7に変更されたが、震度計計測がされるようになった1996年以降初めてと報道されたが、そりゃそうだ。札幌付近に住んで長いが、その中でも記憶にないほどの揺れだったのだから。

ただの揺れで済むのであればよかったのだが、その後15分程で停電が起きてしまった。
おそらくどこか断線でもしたのだろう、さすがに政令指定都市での停電だしすぐ回復するだろう・・・と、見れなくなったテレビからradikoに切り替えて暫く聞いていたが、これはやばいと、暗闇の中であいぽんのライトを頼りに、大事な資料を集めて避難準備を始めた。
全道まるごと停電というのは過去に例はないからだ。
何度かの余震を挟みつつ、暗い場所では危険だし、とりあえず明るくなってから行動しようということにした。

サバイバルな1日

余震に警戒態勢を敷いていたのでろくに眠れず、テレビも見れず、radikoも途中から聞くことができなくなり、ワンセグは電波の谷間エリアなので見ることができず、情報が全く得られなくなってしまった。以前に手回しのラジオをもっていたのだが壊れていたため破棄していた。懐中電灯も探したが見つからない。己の災害意識の低さを改めて自覚することになってしまった。

改めて確認したが、自宅には被害は殆どなかった。冷蔵庫のモノはもう絶望的ではあったが、低階層アパートなので水は出るし、プロパンなので火も使えた。
高層マンションの水道はポンプでくみ上げているはずなので、上部タンクが空になれば確かに水は出なくなる。水を汲みに奔走している住民をチラチラ見かけるも、至って静かないつもの朝であった。
皆冷静なんかねー。それとも無関心すぎるのかねー。ちょっと不気味に感じたが、とりあえず、ブレーカを落として、近所のHTBへ情報拾いになんとなく行ってみた。

・・・特になにもなかった。(笑)
でも、ここも間もなく見納めになるんだよなー。
後に、自家発電が切れてスタジオが暗くなってしまった・・・とか、トラブルのためロビー開放する余裕はなかった模様。

引き返し、近くの小学校で避難所を開設していないか確認しに行った。途中のイオンには行列ができており、セブンイレブンは開けて販売を行っていたがやはり行列。迎えのローソンは逆に休店決め込んでいた。信号機は表示がなく切れていたり、遠くで救急車の音がひっきりなしに聞こえてきていた。通勤のサラリーマンたちが足早に駅に向かうが、写真の通りなのでがっかりして別な方法で向かっていった。見たことのない光景で、ちょっと焦る。

水や火は使えるとしても、当面の問題は食料である。
コンビニに頼りすぎな気がしなくもないが、停電が長期化するのかどうかわからないが、コンビニなどで並んだとしても手に入る気がしなかったので、避難所でご飯がもらえないかなーという期待もあった。指定避難所には備蓄食料があるはずなので。

早すぎたようだ。(笑)

その後、ラジオからテレビが設置され、太陽発電から引っ張り出した電源からスマホ用の充電ができた。長期化を想定しつつ、半分使い切っていたスマホとモバイルバッテリーを充電しながら状況把握と共に若干の仮眠をとることができた。体育器具のマットで寝たのはいつぐらい振りか・・・。癖になるにおいが懐かしかった。。。(おいおい)
その後避難所は老若略男女約5~60名くらいまでに増えたが、近所の小さい子供づれの親子が我が物顔で場所を陣取り、寝ている人もいるエリアをばたばた走りまわせたりされた。広いから子供はどうしても走り回りたくなるだろうけども、寝ている周りでバタバタされるのはなーちょっと迷惑。充電エリアにつなぎっぱなしにしながらLINEやっていたりとか、テレビ見ている前に何も言わずに陣取ったり、節操のないバカ親子共を見ていると、とても残念に思ってしまった。

モバイルバッテリー持っててよかったなー。

だが、電波状況はやはり徐々に悪くなっていった。混んでしまった影響なのか、先に不調になり始めたのはdocomo回線。線が徐々に消えていき、圏外も起きてしまった。auは圏外になることはなかったものの、通信スピードが極端に落ち、ツィッターがまともに受信できない事が多発した。
その中でも中々のレスポンスだったのはLINEだった。会社状況も共有でき、自宅待機になったことを確認できた。

避難所で配られたのは「安心米」という水で戻せるご飯。(スプーン付き)
見通しがないプチ避難所生活でも、こういうのがあるとやはり安心するね。
昼御飯用だったが、量もそこそこあるので半分残して持ち帰ることにした。

終焉と反省

蓋を開けると、市内では路面トラブルがあったり、震源に近い安平町ではひどい災害となっていて愕然としてしまった。

今回の停電は、メインで回していた苫東火力発電所が地震によってダウンし、供給バランスが大きく崩れた結果発生したとのことで、復旧には1週間ぐらいかかるという、経産省のツイートを見て、暗い夜で過ごさなければならないことを想定して、自宅に戻って水の確保や食料のチェックを行い、備えていたのだが、午後5時過ぎにブレーカを上げてみると部屋内の照明が点灯。コンセント周りをチェックしながら復旧を確認。JCOMもテレビも見れるようになった。

今まで、避難民になったことは(運が良かったのか悪かったのか)無かったので、長期の停電がこんなに人の心を不安にしてしまうことが今回よく分かった。

現在住み替えのために部屋のモノを減らしている段階であるが、災害意識を見直し、カートリッジガスコンロやラジオなど用意しようと思う。

iPhone 7 の修理を依頼してみた

あいぽん故障する

本日修理戻ってきた。

バッテリー問題ではなく、7日ほど前に突然アウトカメラ(iSightカメラ)が真っ黒のまま撮影不可になり、ついでにインカメラにするとぶっさいくな人が映るという不具合が発生してしまい、Appleのサイトから申し込み、引き取り修理を申し込んでみたのだった。
元々、こういったデバイスで大きな故障をした経験がなく(割ってしまった経験もない)、ちょうどバッテリー交換を検討(といっても充電MAXで今のところ92%なんだが)していたところだったのだが、AppleCare+ が来月末で満期になってしまうこともあり、やむなく修理優先で依頼(最悪交換になればラッキー!?)したのだが・・・結果としてはほんとに「修理」で治って戻ってきた。カメラ周りに耐衝撃ケースのゴム跡が残っていたが、できる限りぴっかぴかに掃除され、透明フィルムが張られて上記のような化粧箱に入って戻ってきた。修理専用のケースにも関わらず、丈夫な箱にさらに段ボールの外装で隙間なく収められて送られてきて、かなりの丁寧さを感じた。

あいぽん欠乏症は結構つらい

トータルで5日ほど手元になかった期間はちょっと辛かった。
殆ど通話には使用しておらず、もっぱらSNS&音楽プレイヤー&AppleWatch端末として使用していたのだが、SNSはAndroid(ロックフリー化したSC-02H)で、音楽プレイヤーはiPad mini2で代用するものの、AppleWatchだけはどうにもならず、ただの腕輪となってしまったことでジムで活用できず、iPhoneの予備がないのは、正直ちょっと辛かった。

以外とiPhone依存症だったのだな。あたしは。。。
戻ってきたとたん無中でセットアップ(バックアップから戻さなかった)してしまっていた。
今日はたぶん、枕もとで一緒に寝るかもしれない。。。(笑)

9月に入ればおそらくたぶんiPhoneの新型が発表になると思われるのだが、どうしようかな・・・機種変するかちょっと悩んでしまうところである。

カランコエの花

映画サイト:https://kalanchoe-no-hana.com/
映画.com:https://eiga.com/movie/89110/

今も変わらない無自覚な差別

エルプラザにて上映会が行われたので参加した。
カランコエとは、アフリカなど熱帯が原産の多肉植物で赤い花をつけるのが特徴。その花言葉は「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」だそうだ。
だが、この映画を見終わった後、皮肉にしか聞こえなかった・・・。

とある高校にて、突如LGBTの学習が行われた後の教室内の波紋とカミングアウト(アウティング含む)を描いた中編映画である。
これを見終わった後、じぶんが小学生の時に、札幌から小樽に引っ越しをすると同時に校区も変わるわけだが、札幌では当時ランドセル指定だったものが小樽では指定はなく、今でいうメッセンジャーバックのようなかばんが小樽市内では主流だったために、浮いていた自分はいつしか「いじめの対象」となってしまった事を思い出した。そして、おなかの調子が悪いタイミングを狙って、トイレの大便コーナを休み時間に使うと「上から覗かれる」といういじめも受けたことがあった。時には、喧嘩沙汰になって血を流したこともあり、当時なよなよしていたキャラではあったが、サッカー少年団に入って先輩後輩や仲間の意識がなければ、不登校などに陥った可能性もあった・・・ということを思い出してしまい、気持ちが悪かった。

今でばそれらは完全にセクハラの範疇なのだが、そういった教育もせず、情報も伝えていないグループ内に、今まで知りえなかった未知のものが存在する可能性を(何らかの形で)伝えてしまうと、グループ内に疑心暗鬼が生まれ、グループに所属する人は対象を探し出そうとしたり、排除したりしようとすることが犯罪学的とか心理学的にあるようだ(時折漫画ネタにもなりますな・・・)が、その切っ掛けが「突然のLGBTの授業」だったという。良かれと思った先生方の行動が実は大きな過ちであったことが皮肉に描かれており、非常にいたたまれなかった。

昨今、LGBTブームと言われているが、正直言ってどこまで理解が得られているのか、当事者目線からでもよくわからないし、社会に直接かかわることになるのでとても不安なのである。でも、その不安は健常者には(場合によっては親や近親者であっても)わからないし、体験する手段も現状ないので理解も進まないのが、この問題をやっかいにしている現状なのだ。

でもやっぱり理解してもらって、好きな人と付き合いたい・・・という気持ちを伝えきれずに、この映画は終わる。「最もやってはいけない」方法で・・・。

映画はフィクションなのかもしれないが、おそらくたぶん、日本の教育機関の現状はこの映画のそれとあまり変わっていないのではないかと思う。先生方も上からいわれるだけで追い付いていない可能性もある。それはこの間の、国会議員の一件でも何となく見えてくる。(この国会議員の場合はLGBT以前に人権問題としてもまずいのだが・・・)

これを解決する方向に向けるには、やはり親世代や先生方に向けた当事者による出前出張や講演が必要なのだ。だが、それらができる当事者は非常に限られている・・・。

講演会感想

上映後、元札幌市男女共同参画課課長の廣川さんによる講演会が行われた。
2017年6月、全国に先駆ける形で札幌市としてパートナーシップ制度導入を進めた幹事役である。
時折その当時の事がよぎり涙声になっていたが、正直「市の幹事役がとても優しいこの方でよかった」と思った。(その顛末はNHKでもとりあげられた。こちらが参考になると思う。)
残念なことに、自分には相手がいないのだが・・・。

最近こそ。こういった場に行くことが多くなったが、現れるLGBT当事者でMtFが圧倒的に少ない。ので、じぶんが相談にいける場がなくて少し悲しいのだが、このまま傍観してもいられない・・・と改めて思う次第であった。