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コラム・特集記事

とにかく声にしてみる

過去から未来へ

今年から不定期ながらコラムを書くことにする。
元々「アピール」というものが下手だったり基本的に不器用ということもあって、生まれてこの方、じぶん自身に自信が持てず「嫌い」だった。

だが、真っ当な生き方ができず、ここしばらくはうまく就職もできず、派遣社員としてのキャリアが長くなるにつれ、LGBTQ+属性の前に人としてちゃんと社会で生きているのだろうか・・・と少し考えることが多くなってきた。
派遣社員で仕事はきっちり行っているつもりだが、どこの現場も基本的には人と人のやり取りは少ないし、興味も持たれる切っ掛けは少ない。与えられた仕事ができていれば問題ないが、ひとたびイザコザがあったり、雇い側のさらに上のクライアントで何かがあれば、何の遠慮もなく更新できず解約される。そして、次の仕事が決まる当ても保証もないので、「社員」とは名ばかりで生活はシビアだ。

年齢も上がり、それでいてLGBTQ+属性がある身としては、どんどん不利になっていく一方。
いろんなものを隠して、そのまま無色透明に溶け込んでしまうのも、辛さのあまり消えてしまうのも選択肢としてあるのかも知れないが、どちらも「生きている」ということを放棄することになる。それだけは絶対選びたくはない。でも、怖かったのだ。何もかも失うことが。

そんな中で一石を投じたのが例の議員騒動だった。(まさか、2019年を迎えても続くとは思わなかったが・・・)報道を見て総じて感じることは、今の社会は、相手のことを直に知ろうとする必要がない、SNS等で流れた情報を精査なく鵜呑みにしていればなんとなく理解できた振りができる社会になっている・・・ということである。

議員さんは基本的に忙しい人たちなので、情報を鵜呑みにしていかないと次々と出てくる諸問題に対応しきれないのかもしれないが、相手が本当に困っていることについて「ヒアリングする」事は彼らの本分であり、基本的な仕事のはずなのだが、それがすっぽり抜けているという状況は非常に残念である。一方で、元々人と人の会話ややり取りから社会というものが育っていったハズが、スマホ一辺倒で人に対して興味を抱きにくい現状もそれはそれで寂しい。
せっかくある自分の場を有効利用しない手はない・・・というところで「自分のこと」について少し書いておこうと思った次第である。

もし、興味を持ってもらえたり、何かのきっかけになれば幸いだ。
なお、性的な話も多分に含まれる可能性もあるので、その点は留意をお願いしたい。

LGBTQ+属性?(Y/N)

じぶんの「性に対する違和感」のようなものに気が付き始めたのは、大体小学五年ごろからだが、基本的には今でいうフェティッシュ要素からきている部分が大きい。
体育倉庫等に充満するゴムや皮革や汗が入れ混じった独特のニオイに、なんとなくクラクラしていたり、エロ漫画やBL漫画の中でいうネコやウケ側に何故か共感を得てしまったり、プールや夏場の海で女性が着用するワンピース状の水着、体操選手が着用するレオタード等に何故か「着てみたい」と思ったり、当初から何か変だったのだ。
「憧れ」から出発しているので、果たしてこれが「違和感」というものなのか、長年分からなかった。

初めて、オーガズムの後に思わず白いネバネバした液体を出してしまって、自分自身でびっくりしたあの時から、自慰行為をするときは、何故か自分を「女性」になりきってやっていた事だけは覚えているし、ドーピングの影響で服の上からもそれなりに胸の膨らみが目立つ様(B~Cカップ相当と目測された)になってからは、違和感というよりは「アイデンティティー」として認識ができるようになったあたり、心の性はたぶん「女性」側なのだろうと理解し、服装もそれなりのものに変更しつつある。

まぁ、メイクまでは中々・・・ではあるが。(笑)

変わるもの・変わらないもの

昔から続いている自作PCから衣装まで作ってしまう「なんか作るのが好き」という部分は変えようがないし、機械好き、アニメやテレビゲームが好きだったり、レトロPC音源が好きだったり、「好きな部分」の方向性が(女性)らしくないと昔は言われることがあった。

およそ20年程前から当事者グループに関わる様になって(当時の戦友ともいえる人の中には、現在議員活動をしている上川あや氏等も)、いわゆる「性同一性障害特例法」が可決されるのを見守ってきた一人としては、女装やコスプレから昨今の議員発言等含めて、良くも悪くも「好き」と言いやすい、許容される時代になって、総合的にはある程度楽にはなったと思っている。

なので、今後の活動基本方針として、あくまで「じぶんが前向きに生きていける」ような事に関するイベントや企画(IT技術的なものやカルチャー系のものも含めて)には今後も参画する可能性は高いが、LGBTQ+に関する法律や人権問題論議については参加や口出しをすることはないし、それらの運動や参加する方々にも一切関与しない方針だ。
(面倒だし、あえて心を砕く必要を現状感じないから。)

よく言われる自身の「性転換手術」のことだが、確かに無ければ無いに越したことは無いし、無い方が大手を振って水着が着れるし、(セックスを)受け入れてあげられるという利点もあるのだけど、年齢的な問題と、数年ぐらい術後ケアが大変なことも加えて、そもそも予算がない!という事で実行に移す予定はない。
・・・のだが、泌尿器的な問題で時々尿道内の亀裂ができてしまい、血尿の原因になってしまう事が度々(ちなみに、尿道オナニー等は一切していない)あり、ここにあるようなことが殆どできない状態だ。この問題経由でどうにかできないのか、いずれ相談しなければならない日が近いところだ。

ちなみに、自身の恋愛対象は女性7割男性3割くらい。
かなり昔に、大学生(男)や女装男子に奉仕してあげたことはある。(笑)
パートナーは絶賛募集中。衣装やモノづくりしつつ、割と「尽くす」タイプではあるので、興味があれば是非ご指名を。