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音楽劇ヨルハver1.2

音楽劇ヨルハver1.2とは

だいぶ前に届いていたのだけど、部隊物の感想はとても難しい。

本編「Nier:Automata」の前日談「真珠湾降下作戦」を描いた舞台劇で、シーンに合わせて生演奏が組み込まれている。舞台転換が無い代わりに、ハーフスクリーン等を使った映像演出が入っていて、舞台劇も変わったなぁというところだが、東京でのみ公演で見に行くことができず、Blu-rayを楽しみにしていた。
「Nier:Automata」で2Bを演じていた石川由衣さんがA2そのものである「2号」を演じ、ギャルっぽい性格の「4号」、熱血漢の「16号」、フードが可愛い「21号」と個性派ぞろいのヨルハ実験部隊を主役に描かれる、レジンスタンス部隊との交流と悲劇。

購入できたのはプレミアムエディション。今では再生産の予定もなくプレミアム価格になってしまっている。

裏テーマは本編と同じ

アンドロイドでありながら、ヨルハ部隊やレジンスタンスのどちらも仲間や家族・未来を求める心情を持ち、それが物語に幅を持たせていて、生演奏と相まって非常に見ごたえがあった。そしてヨルハ部隊の衣装が非常にかわいい。
そして、本編にも出てくるホワイト指令、アネモネやA2の見方が大きく変わってしまった。

http://sisilala.tv/myarticles/300
写真たっぷりのレビューはこちら。

YUZO KOSHIRO Early Collection BOX

7月が事実上無職で過ごすことになろうとは想定できなかったものの、期間限定ものにはほんと弱いなと思うこの頃、予約していたものが届いたのでレポート。

YUZO KOSHIRO とは何者か

正直言うと、サンプリング音源全般でしかも音声合成もやってのけるこの時代に、FM音源やPSG音源といったいわゆる「レトロ音源」というものが今日に至っても廃れることなく、SNS方面において特に持て囃される状況になろうとは思っていなかった。
個人的には、未だにPC88と譜面ソフトやMusicLALFは起動できる状態であるので、こっそりと楽しんだりすることもできるが、3DS「世界樹の迷宮」シリーズのようにあえてFM音源をBGMとして採用されたり、数十年ぶりにFCやSFC向けの新作が出たり、同人ハードとして音源チップを駆動させる外部ユニットが開発されたり、ディープな世界でかなり広がっていることも、それらを後押ししている要因なのかもしれない。

さて、本題から逸れた気がするが、このCDに書かれている「YUZO KOSHIRO」の名を見て誰だそれだそれはという人も、Wikipedia等見ていなければ今となっては多い気がするが、氏はじぶんにとってはPC88を買ってもらった高校時代からの「憧れの人」
ベーマガの音楽コーナに掲載されていた「YK-2」その人でもあり、当時最新鋭だったPC88から奏でられる「Y’s」「Y’sII」「ソーサリアン」といった日本ファルコム第一次全盛期を音楽で支えていた功労者の一人である。現在は社長業もしなからも未だに第一線で変わらず活躍されており、そしてじぶんよりも年上のはずなのに「すごく若い」。
氏のアルバムはアルファレコード時代から全て購入しており、直販で買った「Early Collection 2」以来の未完作品を含む蔵出し作品集として発売されたのが今回の「Early Collection BOX」なのである。買わないわけにはいかなかった・・・。

Early Collection BOX の中身

7枚のCDに、新規収録されたアレンジバージョンを含むおよそ300曲以上の蔵出し作品を収めるという、作者からすると拷問じゃないだろうか(汗)と思われるような、よくこんな製品が出ちゃったなぁと思う。詳しい仕様はこちらを参考に。ところがこの後・・・

ということで、追加CDが制作されることになったそうなので、実質8枚組(+ライブDVD)というある意味「ファン以外には絶対に買わない凄い製品」になっている。(そこがいい)
制作の経緯や「なぜここで止まった」かの謎について、GameWatchのこの記事が詳しい。

1980年代のゲーム音楽は、この後に隆盛するPCM音源やMIDI音源が発展途上であり、純粋にFM音源やPSG音源とガチで向かっていた作品が多かった。FM音源やPSG音源の独特の音を活かし、微妙な周波数合成やエンベローブなどをプログラミングの力業で実現しているところが聞きどころ。
他、諸事情で世に出なかったという「アクトレイザー2」のSFC版が収録されている。

感想

クリエイターやっている方はわかると思うが、世に出る製品の陰には、こういった膨大に積みあがった「プロトタイピング」の残骸が出てくるものだ。未完の曲を聴くと今まで見えてこなかった氏の「素の部分」が垣間見られる。素に近い音源の音と見えてこなかった「素の部分」が楽しめるこのBOXはファン必聴とも思うが、あくまでもレトロ音源アルバムとしてみる場合は、ちょっとお値段高いとも思う。