Monthly Archives: 10月 2018

音楽劇ヨルハver1.2

音楽劇ヨルハver1.2とは

だいぶ前に届いていたのだけど、舞台物の感想はとても難しい。

舞台ものを嗜む

幼少のころから親がサークル「おたる子ども劇場」に参加していた経緯があり定期公演に見に行く機会があり、舞台の面白さはそれなりに知っていた。
できれば、舞台は「リアルで見た方がいい」。しかし、舞台ものは劇団四季や宝塚歌劇団のようなロングラン公演が可能な常設施設を持つ劇団以外は、上映期間が限られていたり、劇団自体が至る所で存続の危機であったりと、文化そのものが危機を迎えているように思える。
そこで、最近の傾向の一つにアニメやゲーム等のコンテンツとの「コラボレーション」が行われているようだ。キャストの配役からその衣装、舞台演出がコラボレ元のコンテンツに寄り添えるのか、下手なアニメ化よりは見どころは大きい。

その傾向はとてもうれしいが、残念ながら地方にまで至っていないのがもどかしい所。

音楽劇ヨルハとは

本編「Nier:Automata」の前日談「真珠湾降下作戦」を描いた舞台劇で、ゲーム本編に先行する形で舞台化されており、全て女性キャストが演じている。Ver1.2ではシーンに合わせて生演奏が組み込まれている。舞台転換が無い代わりに、ハーフスクリーン等を使った映像演出が入っていて、少ない予算をうまく埋める工夫がされているように見える。
舞台劇も変わったなぁというところだが、東京でのみ公演で見に行くことができず、Blu-rayを楽しみにしていた。

キャストも「Nier:Automata」で2Bを演じていた石川由衣さんがA2そのものである「2号」を演じ、ギャルっぽい性格の「4号」、熱血漢の「16号」、フードが可愛い「21号」と個性派ぞろいのヨルハ実験部隊を主役にレジンスタンス部隊との交流と悲劇が描かれていた。

購入できたのはプレミアムエディション。今では再生産の予定もなくプレミアム価格になってしまっている。ちなみに、「少年ヨルハ」は全て男性キャストが演じている。

裏テーマは本編と同じ

アンドロイドでありながら、ヨルハ部隊やレジンスタンスのどちらも仲間や家族・未来を求める心情を持ち、それが物語に幅を持たせていて、生演奏と相まって非常に見ごたえがあった。そしてヨルハ部隊の衣装が非常にかわいい。

http://sisilala.tv/myarticles/300
写真たっぷりのレビューはこちら。

良くできている舞台だったが、やはり劇場ならではの空気感もぜひ味わいたいところだ。札幌には新しく立派な劇場もできたことでもあるし、面白い企画があれば見に行きたいと思う。

さっぽろレインボープライドとボラ活動

試され続ける大地とLGBTイベント

先月の地震といい、今月の連投台風といい、次々と災害とタイミングの悪さに足を引っ張られ続ける事が続いている気がするが、その中、本日ボランティアで参加した「さっぽろレインボープライド」が行われた。

丁度台風から変化した低気圧の影響で寒い雨の中の準備だったが、昼頃から持ち直して晴れ間も出てくる状況に。パレードもおおむね順調な滑り出しだったものの、最後発出発と合わせて最先発が返ってくるほど極端に伸びてしまい、バルーンリリースも広範囲になってしまったが、事故もなく無事終了した。

朝から雨対策とアウティング対策に時間がかかってしまい、名札も滲んで涙目。
ステージ担当として参加したが、風船を膨らませる等ほかの支援に回った後はらしい仕事がなく、ほぼステージ見学して終わった。ケーブル裁きも必要そうだったが、PAさんが大体やっていたので特にすることもなく、パレードに参加する時間的余裕もあったのだが、アウティングがちょっと怖かったこと、ウィッグや顔周りが未調整だったことで留守番に回った。

パレードに参加した人は685人と、ゼロからの再出発にしてはいい出だしだったのではないかと思うが、殆どはゲイバーのママのファンやDQ(ドラァグクィーン)のファンが中心ではないかと傍観する中では感じた。今頃はアフターパーティ等で盛り上がっていることだろうと思う。

今回の収穫として、札幌にも以外に結構なDQが存在すること(でも殆ど話しかけられず。)、生勝間さんとそのパートナーの登壇を拝見できたこと。パートナーがいるとどれだけ溌溂になれるのか、うらやましい限りである。

LGBTと戸籍性

ところで、このイベントの前に2度ほど打ち合わせがありどちらも参加したのだが、当初から気になる点がいくつか散見された。

LGB中心のサブイベントが多く、T関連のサブイベントが映画上映ぐらいのみ。交流会などはなし。
・サブイベントで「戸籍性」を確認されるものがある。
・フロートの並び順がカテゴライズされたので、場合によりアウティングされる可能性があったこと。

LGB関係者で占められている影響が、T側のサブイベントを計画する余裕ができなかった可能性は高いが、レインボーなイベントのはずなのに、T側である自分はどう参加したらいいのか、悩まなければならなかった。そして、悩むことに疲れたので解散後さっさと帰ってしまった。

仲間や友人がいれば楽しいかもしれないが、独りで行ってもなぁ・・・というのが詰まらなさに拍車をかけてしまっている・・・のかもしれない。

とはいえ、参加するすべての人が満足するイベントはありえない。
拾捨選択して「より楽しむことができるか」が大事なのだろう。

札幌のLBGT事情

結局、このイベントだけでは測りきれなかった。(まぁ、当然なんだけど。)
ゲイバーなどに出向いてみる必要もありそうだが、そのまえに自身の調整をなんとかしないとならないようで、難しいかじ取りとなりそうだ。
孤独を埋める方法は見つかるのだろうか。