平成同人物語

平成の終わりに

新年を迎え、とらのあなで予約していたものが届いた。
「平成同人物語」という、平成の30年間に誕生したコンテンツを中心に集めた、有名どころの作家人よるイラスト同人誌である。描かれている絵は本当に素晴らしい。

自分がコミケットに参加(「お客」というものは存在しない)したのは、かつて晴海国際見本市会場で行われていた頃。ブロンズパロットのウェイトレスコスでいきなりコスプレデビューした。
自分含め、当時の新宿2丁目界隈の女装クラブに所属する数十名のメンツで同一衣装を制作し、一堂に参加しようと計画があったのだか、衣装完成と同時に抜け駆けされてしまい、計画は終わってしまい、じぶんだけコミケ参加・・・したのは寂しかったが、同じコスプレをしていた女性と一緒に写真を撮ってもらったのが今や懐かしい思い出になっている。

当時の自分はどちらかというと、アニメや漫画よりはパソコン(もしくは異性装)に興味の方向は高かったので、コミケでの狙いは「コスプレ」「同人ゲーム」だったのだが、「同人ゲーム」の方は今ほどレベルが高かったわけでも無かった為、**買いの銭失いというケースが多かった事を覚えている。

それでも、当時見ていたアニメで思い出があるのはふしぎの海のナディア。湾岸戦争の影響で放送が飛び飛びになってしまって録画失敗が多かった為に、がんばってLDBOXを(ついでにCDも)買った事も今や懐かしい。元々、「天空の城のラピュタ」のような冒険ものが好きだった事や、キーアイテム「ブルーウォータ」を巡って果ては宇宙にまで行ってしまうという、荒唐無稽でありながらSF考証も徹底されているリアル感がワクワク感を掻き立てさせられた。
「天地無用」「ロードス島戦記」に至っては、VHS版のOVAシリーズをすべて揃えたりとか、「少女革命ウテナ」「カードキャプターさくら」「ローゼンメイデン」といった少女系は特に衣装面で大いに惹かれていった。

一方で新世紀エヴァンゲリオン(旧世紀版)」はレイちゃんのパイスーとミサトさんの癖のあるキャラクターや言い回しや作戦行動中の展開をよかったが、使途に纏わる謎や終盤の展開にはあまり興味を持てなかったし、むしろ不満でもあった。(考え直したのは新劇場版以降から。)
今でも続く「ガンダムシリーズ(宇宙世紀シリーズ)」が描く戦争は、「困ったときにはコロニー落とし」とか「ビーム兵器でなんとかなる高速戦闘」「仮面の人は大体小物」など、どうも安っぽく見えてしまったのと、プラモデル業界からのデザインの流入で無駄に世界観を広げすぎて収集つかなくなってきている所が馴染めず、「太陽の牙ダグラム」とか「戦闘メカ ザブングル」等の泥臭い人間目線の戦争もの(戦記物)にはまっていた記憶がある。

SFものが嫌いというわけでもなく、古くは「宇宙戦艦ヤマト」の異星人交流だったり、「ハイスクールフリート」の逃避行や艦隊戦でのキャラの動き「翠星のガルガンティア」のような、共存をテーマにしたものや、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の人間味ある展開に興味が惹かれた感じがした。だが、それらのファン活動というものがどういうものなのか、何が一番ファンらしいのか、いまだに理解できないところがある。

・・・と、いうように、自分の嗜好や方向性は巷とはかなりズレていたことに気が付くのであった。(笑)

同人活動はこれからも続く

上記の理由から、昔も今もいわゆる「n次創作」はあまり興味がない(権利的にはヤバイものという認識)のだが、平成の時代を経てやっとジャンルや性別を問わず「好きなものは好きだ」といえる時代がやっと来た・・・と思っている。まずは個展を開けるまでの作品作りに邁進しようと、御本を眺めながら改めて思った次第だ。

今年もがんばろう。

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