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アリータ バトル・エンジェル

映画サイト:http://www.foxmovies-jp.com/alitabattleangel/
映画.com:https://eiga.com/movie/88451/
鑑賞場所:シネマ11(ユナイテッドシネマ札幌)4DX3D

日本の漫画コンテンツがハリウッドで

今となっては珍しくも無くなってきているが、本作の雰囲気や話の流れにおいてはほぼ完ぺき、ともいえるのではないだろうか。

漫画家木城ゆきとが描くSF漫画「銃夢」が原作(正確にはOVA版を下敷きにしている)となる本作。原作は昔から知っていたのだけど、作者はかなりのデリケートな方と色々「黒い噂」があって、冒頭以外はあえて避けていた経緯がある。噂はおそらくは本人のストイックさから来たもののようで、今となっては良く分かる部分も。「本気」でなければ「いい作品」は生まれない。
今回は会員カードの更新ついでに4DX3Dで見てきた。

舞台となっているクズ鉄街はかなりストイックで雑多な雰囲気があったが、そのまま本作でも忠実に再現されていたように見えた。サイボーグ化された各部の表現も含め、アリータ自身もあえて目を大きく表現され、ほとんとがCGによる魔法処理が行われているようだ。
4DXでは、モーターボール等でのバトルシーンでの激しい揺れだけではなく、カメラワークに合わせて「挙動」を再現している。だいぶ手馴れてきた気がする。
中々面白かった。

音楽劇ヨルハver1.2

音楽劇ヨルハver1.2とは

だいぶ前に届いていたのだけど、舞台物の感想はとても難しい。

舞台ものを嗜む

幼少のころから親がサークル「おたる子ども劇場」に参加していた経緯があり定期公演に見に行く機会があり、舞台の面白さはそれなりに知っていた。
できれば、舞台は「リアルで見た方がいい」。しかし、舞台ものは劇団四季や宝塚歌劇団のようなロングラン公演が可能な常設施設を持つ劇団以外は、上映期間が限られていたり、劇団自体が至る所で存続の危機であったりと、文化そのものが危機を迎えているように思える。
そこで、最近の傾向の一つにアニメやゲーム等のコンテンツとの「コラボレーション」が行われているようだ。キャストの配役からその衣装、舞台演出がコラボレ元のコンテンツに寄り添えるのか、下手なアニメ化よりは見どころは大きい。

その傾向はとてもうれしいが、残念ながら地方にまで至っていないのがもどかしい所。

音楽劇ヨルハとは

本編「Nier:Automata」の前日談「真珠湾降下作戦」を描いた舞台劇で、ゲーム本編に先行する形で舞台化されており、全て女性キャストが演じている。Ver1.2ではシーンに合わせて生演奏が組み込まれている。舞台転換が無い代わりに、ハーフスクリーン等を使った映像演出が入っていて、少ない予算をうまく埋める工夫がされているように見える。
舞台劇も変わったなぁというところだが、東京でのみ公演で見に行くことができず、Blu-rayを楽しみにしていた。

キャストも「Nier:Automata」で2Bを演じていた石川由衣さんがA2そのものである「2号」を演じ、ギャルっぽい性格の「4号」、熱血漢の「16号」、フードが可愛い「21号」と個性派ぞろいのヨルハ実験部隊を主役にレジンスタンス部隊との交流と悲劇が描かれていた。

購入できたのはプレミアムエディション。今では再生産の予定もなくプレミアム価格になってしまっている。ちなみに、「少年ヨルハ」は全て男性キャストが演じている。

裏テーマは本編と同じ

アンドロイドでありながら、ヨルハ部隊やレジンスタンスのどちらも仲間や家族・未来を求める心情を持ち、それが物語に幅を持たせていて、生演奏と相まって非常に見ごたえがあった。そしてヨルハ部隊の衣装が非常にかわいい。

http://sisilala.tv/myarticles/300
写真たっぷりのレビューはこちら。

良くできている舞台だったが、やはり劇場ならではの空気感もぜひ味わいたいところだ。札幌には新しく立派な劇場もできたことでもあるし、面白い企画があれば見に行きたいと思う。